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自閉症の子供が増加傾向にあります。

そしてその子たちは、

やがて大人になっていきます。


このように、

大人の自閉症の方も増えていきます。

 
このようなケース以外にも、

大人になって自閉症が発覚することがあります。

 
一般的には、

引きこもる症状だと思われがちですが、

実際の症状は様々で、人それぞれ障害のレベルは異なり、

10人いれば10通りのパターンがあるのが特徴です。

 
そして、

自閉症は「発達障害」という障害の中の一つなのです。

大人の発達障害とは?

どのような特徴があるのか見ていきましょう。

●仕事でミスがやたらと多い

●やるべき大事なことを先延ばしにする

●約束の時間に遅れる

●人との付き合いをうまくできない

●人の話を聞かない

●場の空気を読めない

●すぐにキレる

●片づけをできない

●落ち着きがない
 
これらは「大人の発達障害」

可能性を表しているもので、

問題になっています。

 
“自閉症” の青年の記録!
一人の青年の生まれてから大人になるまでの動画です。

ぜひご覧下さい!

発達障害とは?

●衝動的な行動のおそれがある

「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」

 
●対人関係のスキルや社会性に困難をしたがう

「自閉症」

※「アスペルガー障害」は自閉症の中の一つ

 
●一般的な能力の習得が困難な

「学習障害(LD)」

 
これら全てをまとめて「発達障害」と呼びます。

 
今までは、

生まれつき、もしくは何らかの原因

脳の発達に障害が出る、

子供だけの障害だと考えられていました。


しかし、

“大人の発達障害”のケースは、うつ病、依存症

などの病気を引き起こすなど、とても大きな問題を

引き起こす可能性があることも明らかになってきました。



青年期・成人期での自閉症について

自閉症全般にわたり、出現頻度が高い行動

(出現頻度20%以上)の特徴をまとめました。

 
データは18歳以上で、

200人弱を対象にしたものです。

 
チェックしてみてください!

1. 神経質である、すぐに緊張してしまう(約66%)

2. ある考えに固執してしまい、頭から離れない(約65%)

3. 一つのことが気になると、それがいつまでも離れない

(約59%)

4. 完璧主義で完全でなければ納得できない(約52%)

5. 不器用であり、身体の動きはぎこちない(約46%)

6. 過食で食べ過ぎる(約39%)

7. 空想の世界に入り、現実は忘れてしまう(約33%)

8. いじめられたり、からかわれたりすることがとても多い

(約32%)

9. 性格は内気であり臆病(約30%)

10. 爪を噛む癖がある(約28%)

11. 肥満体型である(約28%)

12. 他人から好かれることがない(約27%)

13. 動きがピクピクする、神経質な身体の動き、チックがある

(約25%)

14. アレルギーをもっている(約24%)

15. 遊ぶ際には、年上の人を好む(約23%)

16. 引きこもり、家族や他の人と関わりをもたない(約22%)

17. 発疹やその他の皮膚症状がある(約20%)

18. 異性に対しての興味が強い(約20%)





これらの項目

いくつかは普通の人でもあてはまると思います。

 
しかし、

“発達障害”の1つである「自閉症」は、

多くにあてはまる傾向があるのです。

大人になってから気づくこともある…

自閉症の中核となる3つの症状!

コミュニケーションの質的な問題

自分と相手の立場を置き換えて

学習することが若手なためと考えられます

 
対人的な相互反応の質的な問題

自分と相手との関係を

正しく理解できずに不適切な行動をとってしまう

 
こだわりが強い問題

強く偏った関心を示すことが多い。

またこれらの偏った強い関心は、

成長と共に特殊な能力として発揮することがあります

 
加えて、“付随症状”と呼ばれる、

パニック障害、睡眠障害、てんかん

などの症状が表れることもあります。

 
自閉症は、生まれつきの“発達障害”であり、

有病率は人口の1%以上という高さが特徴の一つです。

 
また、自閉症は男性に多く、

約75%が男性で、残りの約25%が女性

という割合であることが知られています。

 
近年では、

自閉症の診断が確立されてきたため、

その数は増加傾向になっています。

 
乳幼児健診で早期発見の機会

逃してしまう場合も多いんですね。

すると、

大人になってから、学校や職場など社会の中で

適応することができずに苦しみます。


その結果

自閉症だったとわかるケースもあるのです。

 悩む女性

気になること、Q&A

Q、自閉症である子供は、

将来大人になって普通の人のように社会でやっていけるのか?

 
A、一概に、やっていけるorやっていけないは、

私たちに個性があるように、人それぞれ障害の

レベルは違うのではっきりとした答えはありません。

 
しかし、

周りで支えてくれる人たちや、

働く職場の環境がしっかりしていれば、

普通の人同様に変わりなくやっていける事も多いです。

 
Q、大人になった自分が、

実は自閉症の障害をもっているのではないか?

と不安を感じた人は?

 
A、かなり軽症の方が大勢いることがわかっています。

 
特に“知的な発達が正常”自閉症である、

アスペルガー障害もしくは高機能自閉症の場合は、

本人や周りの方も障害を認識できていないことも多いです。

 
※アスペルガー障害と高機能自閉症は、

 同じか異なるかは研究者によって意見が異なっています


 
Q、自閉症や、自閉症の一つである、

アスペルガー障害の検査と診断はどこで受ければいいのか?

 
A、大人であれば精神科を受診し、

専門医によって成育歴や細かい問診

といった検査を用いて診断されます。

 
※専門医は多くないので事前に電話で

 問い合わせしてから行くといいと思います


 
他にも、

発達障害を専門に扱っている、

病院やクリニックがあります。

 
しかし、

これらの発達障害を診てくれる専門医は

まだ多くないため、行政機関に問い合わせて
紹介を受けることも必要だと考えられます。


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