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ガスでも電気でもいい。

床暖房さえついていればいい……

それだけで、なんか、凄いリッチな気分になれる……



暖房装置
── それはわかります。非常によくわかります。

できればついでに「ハンモック」も欲しいです……



が、「リッチな気分」になれるくらいなので、導入にはそれなりにお金がかかります。

今後長い付き合いになる「床暖房」(導入すれば)。

ガス式にするか電気式にするか、その中でもどのタイプを選ぶか、により、金銭的にも快適さの上でも何かと違いは出てきます。


これ、結構大事です。


導入後に、


「なぜだ?! 夢の床暖房ライフが、ビックリするくらい夢っぽくないぞ!」


と悲しい思いをしないためにも、それぞれのメリット・デメリットを今のうちに知っておいてしまいましょう。


ガス式・電気式での比較も含め「床暖房」のメリット・デメリットについて紹介いたします。

寒い冬を暖かな気持ちで過ごすための強い味方「床暖房」。

皆さまの快適選びに、少しでも貢献できれば幸いです。



足元ポカポカ床暖房! 選ばれるわけはこちら♪

見出し部分に思わずズバリと書いてしまいましたが、もう何といってもこれ。


「足元ポカポカ効果」


が一番の魅力です。


エアコンやヒーター、ストーブなども優秀な暖房器具なのですが、足元まではなかなか暖まらない。

頭や顔はボーッとしてくるほどに火照っているのに、靴下を2.3枚重ね履きしても足元はまだスースーしています。


暖かい空気は上に(軽いから)、冷たい空気は下に(重いから)という空気界(?)のお約束があるからですね。


コタツという手もあるのですが、こちらは逆に足元しか暖まりません。

もう、その場から動きたくない。

何ならコタツに住みたいです。


……「コタツムリ」さん、誕生。


また、ホットカーペットも床暖房同様に足元を暖めてくれる暖房器具ですが、あまりにも足元だけなのですね。

この暖かさが部屋全体にまで行き渡るほどの威力を持っていません。


そこで床暖房。

「冬の陽だまりの暖かさ」とは床暖房の心地よさを指してよく使われる言葉ですが、本当にそんな感じです。



── さてさて、ではここでホッコリを運ぶ「床暖房」の部屋全体を暖める仕組みを見てみましょう。


  • 熱伝導: 足が床に触れることで伝わる熱
  • 輻射熱(ふくしゃねつ): 床からの赤外線に暖められた空気が部屋全体に行き渡る
  • 自然対流: 床からの熱は暖かいため、自然に上へと移動

この3つの働きがポカポカを演出。

床に足をついたら、じわーッとくる暖かさ。

特にここ、最高です。


さらにこの仕組みにより、以下のような「メリット」も生まれます。


  • ホコリ、花粉、ペットの毛なども舞い上がらない
  • 温風で温めるエアコンやヒーターに比べ、肌の乾燥が少ない
  • 空気を燃焼させるストーブなどと違い、空気が汚れず気になる臭いもなし
  • コタツやカーペットのような一点集中型ではないため、部屋全体が暖まる
  • 室内に置く暖房機器ではないので、部屋もスッキリ。広々と使える(電源コード等もなし)
  • 送風音やファンの音もなし。非常に静か

新築の家を建てる際、第一の希望として床暖房の導入を考える方たちが多いのは、この優秀さのためです。


説明が下手で申し訳ないのですが、


「部屋のたたずまいそのままに、勝手に暖かい」


といったイメージですね(本当に下手ですみません)。


他の暖房器具のように「部屋のここで頑張って暖め中」という自己主張もありません。

頑張っているのは「床下」に設置された装置です。


これにはいくつか(いくつも)のタイプがあるのですが、大きく分けると、


  • 電気ヒーター式
  • 温水循環式

の2種類。


続いてこちらの2タイプについて。

それぞれの特徴等、見ていってみましょう。




「電気ヒーター式」とは?

床下に設置されているのは、


「ヒーターを内蔵したパネル」


です。

ヒーターを暖める元となる発熱体に電気を流し、その発熱(放熱)を利用し床面を直接暖める仕組み。

どのようにしてその熱を供給するか、により、さらに細かく分かれていきます。

つまり、初期費用もその後の電気料金も、ここで変わってくるのですね。


「電気ヒーター式床暖房」の種類は以下の通りとなっています。


  • 電熱線ヒーター式床暖房

    → 床下に張り巡らせた電熱線に電気を通すことで生じる熱で床面を直接暖めます

  • カーボン式床暖房

    → 発熱体にカーボンを使用する方式

    (電熱線ヒーター式の、発熱体を変えたバージョン。
    カーボン《炭素繊維》式のものの方が耐久性・暖める効率がより高くなります)


    ➡ △どちらも初期費用はそれほどかかりませんが、長時間利用での電気料金はかなりお高めに

  • PTCヒーター式床暖房

    → 床面の温度の抑制機能を持ち、ムダな発熱を抑えることができる方式

    → 温度センサーが入っているため、熱くなった部分の発熱を抑え、床面がムラなく均一に暖まります

    → ただし、電気結線部分だけは暖まらない、という弱点あり(厳密にはムラガできる)


    ➡ △「自己過熱抑制機能付き」ではありますが、電気料金にはそれほどの反映なし。電気代はお高め

  • 蓄熱式床暖房

    → 単価の安い「深夜電力」などを利用しヒーターを暖め、蓄熱材にため込んだその熱で床面を暖める方式

    → 床下に設置された「蓄熱材」の自然放熱により、24時間室内は暖か

    → 気温に合わせてのオン・オフではなく、長期的な使用が前提。
    スイッチオンは秋口。オフにするのは冬が終わった時(温度管理はタイマーで行う)

    →「電気ヒーター式床暖房」の中では比較的電気料金を抑えられる


    ➡ △利用するのは「自然放熱」であるため、細かい温度設定ができない

    △導入のチャンスはほぼ新築時のみ。リフォームの際の導入は難しい(しかも導入費用が高い / 100万円前後の初期投資を覚悟する必要あり)

    △オール電化では「深夜料金」が安くなる専用プランが用意されていることがほとんどだが、その分日中の電気料金は一般のプランより高めとなる。

    (※ ついでに言ってしまえば、その安く設定された「深夜料金」単価は通常時のガス使用料金単価と変わらない)

これらの初期費用・使用電気料金(ランニングコスト)をまとめると、


    初期費用(イニシャルコスト)

  • 電熱線ヒーター式(カーボン式も含め): 安め
  • PTCヒーター式: 安め
  • 蓄熱式: 高め

  • 使用電気料金(ランニングコスト) 

  • 電熱線ヒーター式: 高め
  • PTCヒーター式: 高め
  • 蓄熱式: 安め

見事に初期費用と使用料金の高 / 低が逆になっていますね。


電気ヒーター式床暖房の最大のメリットは、


「初期費用が安い」(蓄熱式以外)


ということ。


基本的には、


  • 床を剥がして電熱パネルを設置

    → 配線

    → 剥がした床を元に戻す

    → 完了

簡単なのです。


また、仕組み上(床下に電熱パネルを設置しているだけ)、トラブルも少なく、メンテナンスコストもそれほど高くありません。


ただし、その分光熱費は高くなります(蓄熱式以外)。


さらには契約アンペアを増やす必要が出てくる場合が少なからずあり、つまりは基本使用料・電気使用量ともに上がることになるのですね(蓄熱式であってもここは同じ)。


「その後の電気料金が高くなる」


これは本当に電気ヒーター式床暖房、最大の弱点。

そして、


「立ち上がりの遅さ」


もデメリットのひとつ。


「蓄熱式床暖房」だけは、自然放熱を利用しているためこの限りではないのですが、スイッチを入れてから暖まるまでに、


「30分から1時間」


の時間を要します。


「寒い~! よし、スイッチオン!
……(30分後)……あぁ、薄っすらあったかくなってきた……


── これはイヤです。


タイマーを利用しましょう。絶対に。
(PTCヒーター式の立ち上がりは比較的早め)


「スイッチオン!……暖まらん……よし、暖まるまでエアコンだ。ピッ!」


なども「床暖房あるある」だそうです。


タイマー……


タイマーの大事さは切実ですが、本当のところ、電気ヒーター式床暖房は、初期費用がかなり高めの「蓄熱式」以外、広範囲に設置するというより、一部屋のみなど、ある程度使用範囲を絞っての設置が現実的かと思います。


また、初期費用が安い、と言われているのも、もう一つのタイプ「温水循環式床暖房」と比べてのこと。


あくまで目安となりますが、蓄熱式でなくても30~60万円程度はかかってしまいます。


決して安い買い物ではないのですね。


加えてランニングコスト。


メンテナンス等についてはほとんど放置状態でOK、とはいうものの、絶対に故障しない保証もありません。

(※ トラブルがなければ耐久年数は半永久的と言われています。建物の寿命と同程度なので20年間は余裕かと思われます。
ですがトラブルが起これば修理、最悪交換です。つまり初期費用が繰り返し加算されることに)


ここまで設置に費用をかけ、


「暖まるまでエアコン(など他の暖房装置)と併用」


というのはちょっとアホらしい。

でも、蓄熱式は導入費用がもの凄い……


そして床「暖房」、なのです。

暑い時にも活躍してくれるエアコンなどとは違い、冬の時期オンリー。


なのに「おい、エアコン何台分だよ」という設置費用がかかる。

コストパフォーマンスは異常に悪い。


ただ、快適、心地よさの極みではあるのです。


先ほど書きました通り、新築購入時に真っ先に希望条件に挙げられることの多い「床暖房」。


ですが、見積もり等生々しい現実を目にした瞬間、


「日本人なら生活にも四季を感じるべきだ。床暖房……、やっぱり、やめときます……」


即刻こんな感じになる率も最高に高いのです。



さてさて、ここでもう一つのタイプ「温水循環式床暖房」です。


先ほどチラリと書いたのですが、こちらのタイプは「電気ヒーター式床暖房」に比べ、格段に初期費用がかかります。

ですが、実は現在の主流は「温水式」。


続いて「温水循環式床暖房」について。


    高い初期費用を払ってでも導入したくなるその魅力とは?

    「電気式」「ガス式」どっちが人気?

    高いのは初期費用だけ?

などなどを含め、見ていってみましょう。




「温水循環式」とは?

こちらは名前通り、「温水」を「循環」させることで床面を直接暖めるタイプ。


そのために必要となるのが、


  • 熱源機(加熱装置)
  • 温水配管
  • 温水マット

床下に設置した「温水配管」に暖かいお湯を供給することで床面を直接暖める仕組みです。


そして「暖かいお湯」、つまり、何を熱源として沸かしたお湯かにより、


  • 電気温水式床暖房
  • ガス温水式床暖房
  • 灯油温水式床暖房

に分かれます。

さらに、


  • 床暖房専用機(専用ボイラー)
  • 給湯やお風呂の湯沸かしなどとの一体型

で細分化。


床暖房を導入する部屋数や面積により「温水配管」「温水マット」の個数・総費用も変わってきます。


実際に床暖房を取り入れる際には、工務店さんとご自宅の条件やコスト面等の相談をしっかり行い、どのタイプにするかを決めることになると思いますが、一応、以下、タイプ別に挙げていきますので、参考程度によろしければお使いください。


電気温水式床暖房

  • エコキュート使用: 使用料金の安い深夜の電気を利用してお湯を沸かす

    → タンクにためておいたものを床暖房に使用

  • ヒートポンプ使用: 大気の熱をくみ上げ、床暖房に有効活用

    →「ヒートポンプ」= その活用システム

    → 消費電力の3倍ものエネルギーが有効に活用できる
    (エアコン連動型のものもあり)

ガス温水床暖房

  • 給湯器利用: 給湯器の排熱を利用

    → 給湯器ひとつで、給湯と暖房をまかなう

  • 床暖房専用のボイラーを利用

    → ガス温水式の中で、最も設置費用が抑えられるタイプ

  • エコウィル利用(ガスエンジン発電機): 発電時の排熱や電力を利用しお湯を沸かす

    → 貯めておいたものを給湯・床暖房に利用

    (※ 排熱: 不要のものとして外部に送られる熱)

  • 太陽熱を利用: 太陽熱で温められた温水を、ガス・灯油・ボイラー等で再加熱

灯油温水床暖房

  • 床暖房専用の灯油ボイラー使用

普通に考えて一番ランニングコストを低く抑えることができるのは「灯油」を使ってお湯を沸かす方法。

ですが、定期的な給油が必要であったり、ボイラー自体のメンテナンスの頻度が高め等、手間が結構かかります。


床面の温度がガスや電気でのものに比べ高めに設定されているものも多く、低温やけど等にも注意が必要。


こちらはランニングコストを本気で抑えたい場合に限り、といった感じですね。

やはりどちらにするかで皆さまを悩ませているのは「ガス式」か「電気式」か、の選択です。


工事自体はどちらも変わりはありません(灯油式であっても)。


上記の通り、「電気式」ならエコキュートで貯めた温水や、ヒートポンプを利用して沸かしたものなどになり、「ガス式」では専用ボイラーや給湯器でのものに、といった違いだけ。


ですが、どちらにせよこの配管を設置する費用が高い。

床を剥がして電熱パネルを設置するだけの「電気ヒーター式」は前述の通り「30~60万円」程度が相場。

温水式の場合は電気であってもガスであっても、60~100万円ほどが初期費用としてかかってしまいます。


工事自体も時間がかかります。


こうして設置した温水パイプの寿命は30年ほどは確実とされていますが、ここに送るお湯を沸かす手段に使われる「ガス給湯器」や「エコキュート」などは、ただの熱源機。

一般的なガス器具・電気器具と同じです。

つまり、寿命もそれくらい。


大体10年~15年で壊れてしまう可能性が高いのですね。


故障したら修理か交換。


もう……と言いたくなるほど、何かと費用がかかるのです。


さらにメンテナンス費。

これも高い。

しかも手間暇もかかります。


温水とともに循環する「不凍液」の補充・交換なども必要。

ほとんど手間のかからない「電気ヒーター式」とは大違いです。


では、なぜ温水式が人気なのか?


「初期費用が高い」
「メンテナンス費も電気ヒーター式に比べ高くつく」
「しかもお手入れ(メンテナンス)の手間も……」



デメリットばかりな気もするのですが、最大のメリットが、ここら辺の不満をあっさり退けてしまうほど魅力的だからなのです。


──「最高に心地いい」


とにかく快適なのです。

始めの方に書かせていただいた「冬の陽だまりの暖かさ」とは、まさに温水式での心地よさを表わしている言葉。

伝導熱・輻射熱・自然対流の恩恵を存分に受けることができるのです。


それに加え、光熱費が抑えられることも大きなメリット。


「電気ヒーター式」にもいくつもの種類があるため一概には言えませんが、「温水式」の中でもランニングコスト面の優秀さを誇る「エコキュート使用(電気温水式の方)」の場合では、実に4分の1にまで抑えることができます。

ガス式温水式では、プロパンガスか都市ガスかで若干の差は出るのですが(プロパンの方が高い)、それでも電気ヒーター式の半分程度。


ただし、電気ヒーター式の場合と同様、ランニングコストの低いものほど、設置にかかる初期費用は高くなります。

おおよそですが、温水式の熱源機をガスとするかエコキュート(電気)にするかの費用の差は2.5倍。


……ますます、悩むことになっただけのような気がするのだが……


大丈夫です!

電気ヒーター式に比べると快適さの上では勝る温水循環式ですが、やはり「ガス」と「電気」では違いもかなりあるのです。




「温水循環式床暖房」ガス式と電気式の比較!

ズバリ言ってしまいますと、快適さを十分に享受できるのは圧倒的に、


「ガス温水式床暖房」


の方。


パワーが全然違います。


電気の売りは「安全性」です。

火を使わないからですね。


でも、火を使わないのでそこそこのパワーとなってしまう。


現在は様々な機能を持ったタイプも新しく出てきていますので、この限りではないものもあるかと思いますが、一般的にはガス式の方が温水の最高温度が高く設定されています。

(※ 低温やけど防止のため42度以上にならないようになっているものがほとんどなので危険はないです)


足に触れるじんわり度はもちろん、床面から立ち上ってくる熱(輻射熱)の温度も高い。

つまりその分、部屋全体が素早く暖まるのです。


蓄熱式ではひと冬ほぼスイッチを入れっぱなしの状態でしたが、電気温水式では使う時にオン。

火を使わず電気の力で(貯めてあったとしても)せっせと暖めるため、どうしても暖まるのに時間がかかってしまいます。


また、上記の通り最高温度の設定がガス式よりも低め。

部屋全体が暖まらない、と感じている方も案外多いのですね。


    ── えっと、つまり「電気温水式」は初期費用が高くて、暖房としての能力はそれほどでも、ってこと?

    あ、でも電気代もそれほどかからないのか……

    どれも良いようで悪いようで、でも床暖房自体は空気を汚さなかったり、足元ポカポカだったりのメリットが……

    うむむ ──

……はい。
混乱してきます。


では、最後にこれらの「うむむ」部分も含め、


  • 電気ヒーター式床暖房
  • 温水循環式床暖房
  • 温水循環式床暖房の「電気式」「ガス式」
すべてについてのメリット・デメリットをサクッとマルっとまとめてしまいましょう。

さらば混乱、です。




床暖房のアレコレ♪ 比較とまとめ!

まずは床暖房のメリット・デメリット。

    最大のメリット

  • 他の暖房器具ではまかなえない「足元の暖かさ」を実現

  • 最大のデメリット

  • 初期費用がかかる(どのタイプの場合でも他の暖房器具を購入するよりかなり高額に)

先ほども書きましたが、新築購入時などに真っ先に挙げられる希望であり、真っ先に取り下げられるものでもあるのが「床暖房導入」。

結局のところ、最もネックとなるのは「費用」なのです。


ここさえクリアできれば、

  • ホコリなどが舞うこともなく、空気がきれいで、におい等も気にならない
  • 温風を直接受けることもないため、肌の乾燥も少ない
  • 顔や頭だけが火照るほどに暖められ、足元はスースー、の問題が解決する
  • ジャマになる音もなし
  • 暖房器具、そのコード類などが室内にないためスッキリ。掃除も楽々
などなど、快適さへまっしぐら、となれるのですね。


ですが、その快適さにもレベルがあり……


★初期費用が抑えられるのは?

    「電気ヒーター式」タイプの、

  • 電熱線ヒーター式床暖房
  • カーボン式床暖房(電熱線ヒーター式の発熱体がカーボン版)
  • PTCヒーター式床暖房

★ランニングコストが抑えられるのは?

    「電気ヒーター式」タイプでは、

  • 蓄電式床暖房

  • 「温水循環式」タイプでは、

  • そのすべて
    → おおよその目安ではありますが、一般的に普及しているものの中では、

    《エコキュート(電気式) > ヒートポンプ(電気) > 灯油 > 都市ガス > プロパンガス >(電気ヒーター式)》

    優秀とされる熱源はこのような感じになっています。
    (※ これはそのまま、「初期費用の高い順」でもあり)

★部屋を素早く暖めてくれるのは?

    「電気ヒーター式」では、

  • PTCヒーター式床暖房
  • (常に自然放熱で、ということで他とは少し趣向が違いますが)蓄電式床暖房

  • 「温水循環式」では、

  • ガス温水式床暖房の方

★メンテナンス事情は?

    手間も費用もそれほどがかからない

  • 電気ヒーター式床暖房全般

  • それなり以上にかかる……

  • 温水循環式床暖房では「ガス」「電気」どちらも

★「温水循環式」、おススメはどっち?

    導入コストの面からは、

  • ガス式

  • ランニングコストの面からは、

  • 電気式(特にエコキュート)

  • 快適さの面からは、

  • もう絶対に「ガス式」
★全体的にバランスが取れているのは?

  • 電気ヒーター式タイプの「蓄電式床暖房
  • 温水循環式タイプの「ガス式温水床暖房」

結局、床暖房ってどうなの?

    快適さ・費用面を天秤にかけ、

  • 快適さこそすべて!

    → 導入へゴー
  • コストも大事!

    → 抑えられる料金プラン等の検討を
  • いや、いくら何でもコスト高すぎ!

    → エアコン等で代用を。
  • → この選択が、案外一番平和で現実的かもしれません。
    日本の四季は寒い冬をそれなりに感じてこそ美しいのです……



終わりに……

オール電化の普及に伴い床暖房を導入するご家庭も増えてきているようですが、まだまだそれほどの率を占めているわけではありません。


本当に寒い地域にお住いのご家庭の多くでは、どのタイプの床暖房であっても他の暖房器具と併用している、とのこと。


快適で、部屋全体を暖めてくれる頼りになる暖房装置ですが、まぁそうなるのかなぁ、という気もします。


例えばストーブが重宝されるのは、触れば「アチッ!」となるほどの高温が、周辺の空気を暖めているから。

これを床面に設置するわけにはいきません。


ちょっと鬱陶しいほどの温風を吹き付けてくるエアコンやファンヒータですが、これが床下にあったところで、足元は全くじんわりしない。

直接当たるから、鬱陶しいけれど暖かくもあるのですね。


コタツは……

床暖房より、ミカンが似合います。

ですが、そのまま眠ってしまいますと本気で危ないので(脱水症状。最悪命を落とすことも)、ここだけはお気を付けください。


── と、このように現在どのご家庭にも普通にある暖房機器もどれも優秀。


床暖房は(私には)永遠の憧れですが、同じくプチ憧れであるハンモックを吊るしたら「足元ポカポカ」の恩恵にあずかれない……


── そこはさておき、導入することが決定しているのであれば、初期費用には多少目をつぶり、快適なものを選ぶのが得策かと思います。


不満が出てきて使わなくなってしまう、というのがムダづかいの最たるもの。


夏場には必要なくなるものですが、床は床としてちゃんと機能もします(それはそうです)。


皆さまが「床暖房にしてよかったぁ」と心底思えることを願いつつ、導入しないことを選択した方も含め、メリット・デメリットについてのモヤモヤが少しでも薄れていましたら本当にうれしいです。



今回も長文に最後までおつき合いいただき、感謝です。

ありがとうございました。


皆さまが1年を通して快適でありますよう、ここからこっそり祈っております!


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