LINEで送る
Pocket



ブドウ糖で勉強がはかどるの…?


…こんな疑問ありませんか?


私も昔は、ブドウ糖の塊を、
ドラックストアで購入していました。


特に、パソコンの作業で頭が疲れた時に
ブドウ糖を食べれば回復して効率が上がる!!

と、思っていました。


が、真実は違ったんです (((( ;゚д゚))))アワワワワ

そこで今回は、私が疑問に思って
寝ずに・食べずに・徹底的に、
調べまくった内容をシェアしますね。

ずばり、

ブドウ糖の効果で勉強効率が上がるか?
・・・私はわかりました(*^_^*)

それでは気になった方は、
急いで付いて来て下さいね~!

よろしくお願いします。


ブドウ糖とは?簡単に!

ブドウ糖(グルコース)とは糖質の1つで、
これ以上分解できない「単糖類」になります。


みなさんも、
一度は聞いたことありませんか?

『血糖値』

実はこれ、
血中グルコースの濃度のことなんです。

通常ですと人間の血液中には、
血糖として約0.1%混ざっています。

で、人にとって必須栄養素の1つの
炭水化物は「糖質+食物繊維」の合計です。


ブドウ糖を含むものは↓↓

  • 果実
  • はちみつ
  • 砂糖(ブドウ糖と果糖が混ざっている)
  • 炭水化物

などがあります。


また、私たちは普段の食事で、
「お米やパンや芋」を食べますよね?

これらの“炭水化物”には「デンプン」が
多く含まれているんです。


知らんわぁ~!!

ブドウ糖とデンプンの違いなんか
どうでもいいんじゃ~ヽ(`Д´#)ノ

・・・ちょっと待って下さい^^;


実は、人間がデンプンを摂取すると、
体内で酵素により分解されブドウ糖になります。

その後吸収されて、
肝臓や血液でエネルギーになります。

そして、これは知っている人も多いと思いますが、
「脳」のエネルギー源はブドウ糖だけです。


ブドウ糖は勉強に効果があるのか?
次の章をみて行きましょう~♪

勉強している学生

ブドウ糖の効果で勉強がはかどる?

ずばり言っちゃいますね!!


ブドウ糖をたくさん摂取しても、
直接勉強の効率が上がることはありません。


脳が使うブドウ糖の量は
ある程度決まっています。

んで、脳が必要とするブドウ糖の量は、
作業量に比例して当然多くなります。

でも、たくさんブドウ糖を摂取しても
勉強の効果は上がりません。

例えると、
満タンの浴槽にお湯を入れ続けても、
溢れるだけですよね??
これと感覚的には同じです。


また、脳では検問をしていて、
「血液脳関門」という場所を
通過できるのはブドウ糖だけなんです^^;


そして、
脳に栄養を与えるには、何と言っても
「炭水化物」を食事から取ることが大切。

そうすれば、体の中でブドウ糖が
不足する心配はほとんどありません。


さらに、食事で炭水化物を食べて、
デンプンが分解されてブドウ糖を
作った場合は…

急激な血糖値の上昇を防ぎ、
ゆっくり上昇して、血糖値が下がるときも
ゆっくりなので、理想のかたちなんです♪


また、食事の際には「よく噛んで食べる」!!

これは有効です。

というのも、お米やパンなどを食べるときに
よく噛むことで、唾液の分泌量が増えますよね?

すると、消化酵素によって効率よく
デンプンをブドウ糖へ
変えることが出来るんです。


みなさんも、白米をよく噛んでいると、
なぜ、甘い味になるのだろうか?

と、疑問に感じたことはないですか…??

それは、唾液の中の消化酵素によって、
ブドウ糖へと変わっているから!!

…なんですね(*^_^*)


特に1日のスタートの朝食
ゆっくりと噛んで
食べたほうがいいという訳です。

まだあります。

よく噛んで食事をすると、
脳内で血流量の増加が期待できます。

また、ボォーとした脳に
元気を与える効果もあります!


んで、「市販のブドウ糖の食べ物」は、
一気に血糖値が上がりますが、

その代償として一気に血糖値が下がります。


したがって、持続が必要な
勉強への効果は期待できません。


で、結論は、特別な場合を除いて、
無理にブドウ糖を摂取する必要はなし!

豆知識として「ビタミンB1・B2」を
炭水化物と同時に摂取すると、
効率よくエネルギーに変えられますよ^^

豚肉とかに多く含まれています。


それ以外にも↓

  • 白米
  • うどん
  • パン
  • バナナ

これらにはブドウ糖が、
多く含まれています。


おにぎりとバナナなどから、
ブドウ糖を摂取するといいですね^^

すると、ブドウ糖の持続力が期待でき、
長時間の勉強におすすめできます♪



★整理すると、
食事で炭水化物を
きちんと摂取していれば…

補助的にブドウ糖を
摂取する必要はないという訳です。


確かに、
ブドウ糖という固形の商品などが
売られているので…

もしかしたら、
勉強に効果があるのでは…??

と考えがちですが、
もしこれが本当なら「糖尿病」の患者さんで…

通常より高い血糖値の人は、
全員勉強ができるということになります。

が、
実際そんなことは起こりません。


なので、ブドウ糖を大量に摂取しても、
天才にはなれず、勉強の効率化にも、
ほとんど影響を与えないと言えます。


もし、「ブドウ糖が不足しているのでは?」

この心配がある場合は…

きちんと食事で炭水化物を
摂取できているか?を、考えた方が賢明です。


また、極端な話ですが、
極限の空腹時や低血糖症状」の場合は、
ブドウ糖は吸収速度に優れているため…

必要な場合もあると思いますが、
これは例外だと思って下さい。






ブドウ糖の働きとは?

実は人間には、血糖値を一定
保つための機能が体にあるんです。

そのため、血糖値の大きな変化を
この機能で制御しているワケですね。


再度言いますが、
脳の栄養源がブドウ糖なのは事実です。

で、1日に脳が必要とする
ブドウ糖の量は約150gと言われます。


しかしこれは、
脳が何も考えていない状態での
ブドウ糖の消費量目安です。

実際には、ストレス・作業など、
いろいろと影響を受けるので、
脳にはもっと多くのブドウ糖が必要です。

「150g」って、すごい量に思えますよね?
しかも、最低限必要な量ですから^^;


でも、脳は常に活動しているので
納得と言えば納得ですが、

初めて知った人は驚きますよね!?


飲み物にはブドウ糖が、
どれくらい含まれているのか?

いくつか例を挙げますね♪

1缶、350mlの場合


  • ファンタシリーズ…約19g
  • コカコーラ…約17g
  • カルピスウォーター…約15g
  • ポカリ…約6g

いかがですか?

なんとなく、想像通りだったのでは!?


外で勉強の休憩をしている女性

ブドウ糖の過剰摂取

実は、ブドウ糖の過剰摂取は、
体に害を及ぼす危険があるんです。


例えば、

  • 糖尿病のリスクを上げる
  • 神経細胞に害を与える
  • 免疫力の低下
  • 肝臓でグリコーゲンになり⇒その後脂肪になる
  • その他

ざっと挙げましたが、
このようなリスクがあります。


特に市販のブドウ糖を
短時間で大量に摂取することは…

勉強の効果に影響はなくても、
体に対しては悪影響
なる危険性があるので注意してね!


まとめ

最後までお付き合い、
ありがとうございました。

今日の記事は、
いかがだったでしょうか?


実際に、ブドウ糖は勉強に効果がある!!

という話を聞きます。

しかし、それは違います。


理想は何と言っても、
食事で炭水化物を取ることです。

たったこれだけで、
ブドウ糖の摂取は十分なんです!!


ブドウ糖が、勉強の効果を上げる
魔法の薬ではないことを、
きちんと覚えておいて下さい^^


LINEで送る
Pocket