「ロヒプノール」という睡眠薬があります。
患者さんから人気があることもあり、
睡眠薬の中では有名な薬です。
睡眠薬というと、何だか怖いイメージが
あるかもしれませんが、きちんと用量を
守って短期的・頓服的に使用していれば、
さほど問題はないと言われています。
今回は、
ロヒプノールの効果のすごいところ、
効果発現時間や、作用時間、またそれ以外のこと、
これらについて、徹底的に調べてきました。
それでは、発進します!
ロヒプノールの服用
脳の神経をしずめる作用があり、緊張感や不安をやわらげ気分を落ち
着かせて、自然に近い眠りに誘導してくれるでしょう。
通常成人1回、フルニトラゼパム
(ロヒプノールの成分)を、0.5~2mgを
就寝前もしくは手術前に経口服用するのが一般的です。
年齢・症状によって、適宜増減しますが、
高齢者には1回1mgまでが一般的です。
症状により用法用量は異なりますので、
医師の指示を守ってください。
ロヒプノールの効果!ここがすごい!
ロヒプノールの歴史は長く、1975年にヨーロッパで販売を開始されました。
世界70カ国前後で販売されています。
ロヒプノールの効果のすごいところ!
◆安全性・効き目
ロヒプノールには1mgと2mgの錠剤、
そして2mgの注射液の規格があります。
現在は、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬
というものが誕生し、副作用が軽いと言われるため、
こちらを初めに処方する医者も多いですね!
(実際に副作用が軽いかどうかは、賛否両論のようです)
しかし、それよりも古いタイプの、
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の1つである、
ロヒプノールは現在でも多く処方されていて、
高い安全性は伺えます。
現在、主に処方されている睡眠薬の中でも、
より強く、より深い睡眠が得られる
抜群の効き目があるとされているところがすごい!
◆効果発現時間&作用時間
薬が効き始めるまでに、15~20分程度
かかりますので、服用後にお休みになれば
ちょうどいい感じで、眠りに入れそうです。
ロヒプノールの作用時間は、中間型ですので
血中濃度の半減期は時間程度です。
血中濃度半減期が、
7時間の薬でも、効果が7時間
期待できるワケではありません。
これは「最低血中濃度」が関係しています。
この数値が低ければ、血中濃度が
「有効域」以下になってしまいます。
すると、
血中濃度半減期の時間が長くても、
薬が有効域以下であれば、
薬の効果を実感できません。
いたずらなどに使われて有名な、7時間の薬でも、効果が7時間
期待できるワケではありません。
これは「最低血中濃度」が関係しています。
この数値が低ければ、血中濃度が
「有効域」以下になってしまいます。
すると、
血中濃度半減期の時間が長くても、
薬が有効域以下であれば、
薬の効果を実感できません。
ハルシオンは「超短時間型」で、
歴史のあるベンザリンは「長期型」になります。
この中間にあたるのが、
ロヒプノールということですね。
通常の人は、睡眠時間が6~8時間
だと思うので、ロヒプノールは、
睡眠時間と非常にベストな関係なのです。
そのため、寝起きの際、薬で眠気が残る
ことも少なく、目覚めがいいのがすごい!
◆脂肪に溶けにくい
ロヒプノールの大きなメリットとして、
脂肪に溶けにくいことで、
効果をフルに発揮、できることです。
太っている人は、
お酒に酔いづらいと言われるように、
薬を服用しても、主成分が体の内で脂肪に
吸収されがちで、その効果を
全て発揮できないことがあります。
幸いロヒプノールは、
脂肪に溶けにくい性質から、
薬の効果をフルに発揮、
できると考えられています、凄い!!
◆メリットは多いが、
デメリットは同じ
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬や、
非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、
安全性が高いので、万が一、大量に服用しても
生死に関わる危険性が低いメリットがあります。
ロヒプノールの効果は睡眠薬の中では、
効果が優れているが、デメリットのほうは、
ほかの睡眠薬と同等と言われているのがすごい!
◆他にも
他のベンゾジアゼピン系製剤と同じように、
・鎮静
・抗不安
・抗痙攣
・筋弛緩作用
上記の作用があります。
日中にロヒプノールを服用すると、
抗不安薬(作用は強め)と同じような
作用をするという意見は多いです。
また、筋弛緩作用も強いため、
服用すると仕事終わりの風呂上がりのようなグッタリ感を感じて、そのまま気持ちよく眠りに入れるとのこと。
まとめ
ロヒプノールは睡眠薬としては有名で人気も効果も申し分ないと考えられます。心療内科や精神科で、初診で処方されることは、
ほとんどないと思いますが、寝付けても途中で目が
覚めてしまうような症状ですと処方されます。
安易に睡眠薬に頼るのは、
薬物依存の危険性が
増すので、おすすめできませんが、
つらい不眠症の患者さんは
あまり我慢しすぎると体を壊してしまいます。
そんな時には今回紹介したロヒプノールや他の
睡眠薬を使うことも悪いことではないと思います。
今回の記事が参考になれば幸いです^^
コメントを頂きありがとうございます^^
今後もお役立ち情報を発信していきますので、
よろしくお願いいたします。
精神科に入院しているのですが(不眠の為)この薬が今までの
短時間作用のマイスリーやアモバンよりも依存性が低く、その割には
効果は良いですね!
不眠などで困っている方は多いかもしれませんが、ただ内科などで
一般的な睡眠薬を貰うよりも心療内科や精神科に相談するのが
個人的な体験と意見になりますがお勧めします。
不眠歴17年ですが薬をやめれそうなくらい順調に回復してます。
私もロヒプノールは、とても素晴らしいと
感じております!!
>不眠などで困っている方は多いかも
>しれませんが、ただ内科などで
>一般的な睡眠薬を貰うよりも
>心療内科や精神科に相談するのが
>個人的な体験と意見になりますが
>お勧めします。
はい!やはり、内科などでの処方よりも
心療内科、もしくは精神科で睡眠薬を
処方して頂くと安心ですよね(*^_^*)
少ないとは思いますが、
睡眠薬の知識がほとんどない内科の医師が、
ハルシオンを処方したりすることも
あるので、やはり専門の「科」での
受診が1番なのは、確かですね!!
>不眠歴17年ですが薬をやめれそうなくらい
>順調に回復してます。
おおぉ~、素晴らしいです^^
睡眠薬は、確かに癖になる部分もあるので、
自己管理が非常に大切だと思います。
この勢いで、ぜひ、板垣様が睡眠薬から脱出
できる事を祈っております。
本当にすごいです(^^♪
また、聞かせて下さいね。
ロヒプノールはよい薬ですが、せん妄や精神症状を引き起こすこともあり、十分に危険な薬です。
あまり無責任なことをブログに書かないほうがいいと思いますが・・・
一般的に医師があまりロヒプノールを遣いたくないのも、副作用が普通によくおこるからです。
ぶしつけなコメントで誠に申し訳ございませんが、見かねてコメントさせて頂きました。
失礼致しました。
コメントありがとうございます。
>ベンゾジアゼピン系薬剤は素人が
>生兵法で使わない方がいいと思います。
多くの場合は、ベンゾ系は医師が処方
しますので・・・。
>ロヒプノールはよい薬ですが、
>せん妄や精神症状を引き起こすこともあり、
>十分に危険な薬です。
すみません^^;
良い薬なのに危険な薬なのですか?
このような症状は、ロヒプノールに
限ったことなのでしょうか??
ちょっと疑問です。
>あまり無責任なことをブログに
>書かないほうがいいと思いますが・・・
いえ、書いているつもりはありませんよ♪
体験談と、友人の医師からの
情報提供の内容をまとめただけですよ^^
>一般的に医師があまりロヒプノールを
>遣いたくないのも、副作用が普通に
>よくおこるからです。
となると、寝ついても起きてしまう症状で、
レンドルミンやルネスタなどが効かない
患者さんにも処方しないのでしょうか??
いきなり、少量のレボトミンなどを追加?!
などの処方をされているのでしょうか?
もしそうでしたら、私はこちらの方が、
疑問に残ります~。
非ベンゾの登場でロヒプノールの処方基準は
上がったと思います。
医師からもそのように聞いております。
しかし、一般的に使われている薬ですよね?
特別、「第2種」として扱われているとは
私は感じませんが、いかがでしょうか?
私はロヒプノールを飲みなさいと、
進めているワケではなく、
私には良い薬だった!!
という体験談に加えて、
友人の医師の話をまとめただけですよ!
本当に申し訳ないのですが、
正直、何が言いたいのか???です^^;
どうぞよろしくお願いします。
順調に不眠が改善してきたとき、処方からロヒプノールの量が少なくなくなりました。するとだんだんイライラ、怒りという症状が出てきました。
「ベンゾジアゼピン系離脱症候群」でした。
短期的・頓服的使用という方法は賛成です。
他にもベンゾ系の薬がありますがほかのベンゾ系でも離脱症候群出ます。
正直、わたしはベンゾ系は控えたいですw
文章に脈略なくてすみません><;
コメントありがとうございます。
ベンゾ系は効果が早いという点や効果が自覚できる点が、やはり依存や離脱の原因なのかもですね!
>短期的・頓服的使用という方法は賛成です。
私もこの意見には賛成です^^
本来でしたら、薬はこのように使用するべきなのかもしれないですね。
でも、現在のストレス社会とベンゾ系の薬物はなかなか切り離せない様にも感じております。
>文章に脈略なくてすみません><;
とんでもないです!!
どうもありがとうございました^^