高校生の留学であるあるの「メリット・デメリット」は?就職に影響はあるの?

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1年間も留学してたのに、ビックリするくらい英語が上達してない……

でもよくわかんないけど、すごく成長した気がする!



学生

ご本人としては「なんだかよくわからないが成長したようだ」なのかもしれませんが、実は高校時代というのは最も留学に適した時期。

高校生だったからこそ身につけられたこと、というのは非常に多いのです。

ですが、

    ── 大学に入ってからでもよくない?(保護者の方目線)

    ── 本当に自分は海外で学生生活を送ることができるのかな……(高校生の方目線)

やはり何かと不安。


「もうすっかり大人」なイメージもある高校生ですが、年齢を考えますと16歳から18歳。


    ── 何もそんなに若い時期から親元を離れて、海外で学生生活を送らなくても……

    日本の英会話教室にだってネイティブの先生はいるし……

な気分にもなります。


たった一人で見知らぬ国に乗り込んでいくことになるわけですので、それなりの覚悟は必要。


「何とかなるか」と出発してしまった場合、「何とかならなかったこと続出」の事態にも陥りかねないのです。



    高校で留学生活を体験することで得られるものとは?

    気をつけなければならない「留学のリスク」ってどんなもの?

    高校生の留学にはどんな種類があるの?

    留学経験は就職に有利、って聞いたけどホント?


などなど、とりあえず押さえておいてしまいましょう。


高校生の留学のメリット・デメリットについて紹介いたします。

皆さまの、


    「それでもオレは行く!」

    「まだやめとく!」

などのご判断に、少しでも役立てましたら幸いです。
(※ 留学先は英語圏として、以下書かせていただきます)

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あえて高校の時期を選ぶ理由


先ほども書きました通り、高校生の年齢は16歳から18歳。

ある程度大人で、ある程度子ども。


この「どちらも併せ持っている年齢」ということが、最高の強みなのです。


留学にもいくつか種類がありますが、例えば「交換留学」の主な目的は「異文化交流」。


そのためには、まずは日本の文化や日本語での思考力などがしっかりしていないと意味がないのですね。

異文化との交流が図れない。


    (*´з`) それなら別に高校生でなくでもよいのではないか? むしろもっと大人の方が『超日本人』だと思うぞ

──「超日本人」というか、「モロ日本人」ですね。

年齢が上がるにつれ、「日本人的考え方」が前面に出やすくなってきます(傾向ですが)。


世界には様々な民族がいて、それぞれに異なる文化を持っています。

が、


    「それはおかしい」

と感じてしまう。

本当はおかしくはないのです。

ただ、日本の常識と違うだけ。


例えばイギリスをはじめとし、雨が降っていても傘を差さない国は多いです。

むしろ日本人が傘を差しすぎなくらい。


ですが、ある程度日本人としての考え方が凝り固まってしまっている大人は、


    「そこまでマネすることはないだろう」

となってしまう。

結局傘を差します。


別に傘を差してもいいのですが、


    「傘を差さないのは差したところで風が強すぎて役に立たないからなのか。でも案外気持ちいいかも」

のように、現地の方の気持ちと共鳴することはできません。


「雨が降っても傘を差さない文化」の、半分だけに触れているようなものです。


が、高校生くらいの頭の柔軟さを持った年頃ですと、


    「せっかくだからマネしちゃおう」

のような気持になりやすい。


日本では考えられないような文化や習慣も「ここではこういうものなのだ」と納得することができるのです。


傘を差すか差さないか、のようなレベルの違いでなく、本当に戸惑うような習慣にカルチャーショックを受けることもあるはず。

ですが、それにもいずれ慣れてきます。


旅行で数日間を過ごすわけではなく、一定期間滞在することになりますので、慣れざるを得ない、というのも留学のいいところ。


異文化に触れるだけでなく、それが「もう一つの常識」として身につくのですね。

日本だけで生活している場合にはなかなかこうした考え方はできません。


日本は島国で民族も単一。

日本人としての常識というものは日本にいる限り不動のものとなっています。


ですが、鎖国をしているわけではないので、日本の常識こそが常識、という考えはもはや通用しないのです。

色々な文化があり、人それぞれに個性があり「常識」とされていることも全く違う。


    ( ゚Д゚) ならばもっと小さい子の方が柔軟……あ……

はい。

柔軟さに問題はなくても、日本人としてのアイデンティティには若干の不安が出てきてしまいます。



  • ある程度大人: 日本人としての自覚や、日本語や文化に対する認知・習得度
  • ある程度子ども: 新しい文化を受け入れるための柔軟さと感受性


最もバランスと効率がいいのが高校生の時期。

ですので、本当に高校留学はおススメなのです。


そして2020年には東京オリンピック・パラリンピックも開催。

文科省でも、多数民間企業の支援とともに、


「トビタテ! 留学JAPAN日本代表プログラム」


なる海外留学のための奨学金等を含む支援制度を打ち立てています。

(※ このHPが省庁関連のものとは思えない砕け方をしていて面白いので、興味のある方は「トビタテ! JAPAN」で検索してみてください。

「リュウガクオールスターズ」という謎のヒーロー集団が、それぞれに熱い思いを語ったりもしています)


その甲斐もあってか、実際にも高校留学をする生徒数も7年連続で増加中。

異文化に触れた人材は、国からも求められているのです。

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高校生の留学にはどんな種類がある?



      ① 交換留学
      ② 私費留学

大きく分けるとこの2種類。

 ■「交換留学」


少し前までの主流がこちら。


運営しているのは国や学校です。

その留学制度を利用しての留学となるため、若干自由度は低め。


滞在期間はじめ、受け入れ国、その地域、学校などを選ぶのも国や学校となります。

自分で選ぶことはできません。


その代わり授業料などの負担も国・学校持ち。
(※ 一般的な留学先である公立高校の場合)


留学にかかる費用を抑えられるのが交換留学でのうれしいところです。

滞在期間はたいていの場合1年間。

その国の言語を習得するには最低でも半年間の滞在は必要、とされていますので英語力アップに関しても期間的にはクリアです。


ただし、なぜ授業料が免除されるのか、というところがミソ。

先ほども書きました通り、交換留学の目的は「異文化交流」です。


交換留学生はいわばそのための使者。
使命を果たすには一定以上の英語力が必要。


現地の生徒とコミュニケーションを図ってもらわないことには「異文化交流」ができません。


ですので「交換留学生」になるには選考のための試験にパスする必要が出てくるのです。

結構な狭き門。
誰もがなれるわけではないのです。

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 ■「私費留学」


近年人気を増しているのがこちらのスタイル。

文字通り「私費」での留学になります。
自腹ですね。


費用はかさむのですが、その分自由度はかなり高い。


渡航国、留学地域・学校、留学期間などはすべて自分で選ぶことができます。

選考のための試験や面接なども一応ありますが、入学基準としての英語力は不要。

(※ 中学レベルの英語力はあった方がいいです)


これまで「留学はしたいけれど、英語力にそこまでの自信がない……」といった理由であきらめていた方たちの強い味方となってくれる留学制度です。


    ( ..)φメモメモ 高い・高い・不要……(費用・自由度・英語力)

覚え方……!


また、さらに、



  • 卒業留学
    → 留学先の高校を卒業することを目的とし、海外の高校で現地の生徒と一緒に学びます。

  • スタディアブロード
    → 籍は日本の高校に置いたまま1学期から1年間を海外の高校で学び、そこで取得した単位を日本の高校に移行


の2種類に分かれます。


「卒業留学」はまさに正規の留学、といった感じ。

中学を卒業し、海外の高校に入学するパターンが一番多く、そのまま3年間を海外の高校生として過ごします。


カッコいいのですが、忘れてはならないのが「卒業するには単位が必要」ということ。


つまり、現地の生徒同様に数学や社会、音楽など、必要な授業をこなしていかなければならないのですね。


    (◎_◎;) 高い・高い・不要(= え、英語力)!!

そうなのです。


先ほど、選考の基準は低いと書きましたが(実際低いのですが)、英語力がそれなりにないと大変なことになってしまいます。


授業はすべて英語。

授業自体がチンプンカンプン。

卒業どころの騒ぎではなくなってしまいます。


それでは悲惨すぎる、ということで、英語力に自信のない方には、


「ESL(英語力を上げるためのレッスンコース)」


を準備している学校も多いのです。

が、それプラス通常の教科を受けることになるため、単位取得はその分遅れ気味に。


卒業が遠のきます。

ですので「入学基準に英語力は関係なし」だからといって単純に「ラッキー!」と思っていると非常に痛い目に逢うことになります。


入学基準に惑わされてはダメ。

最低でも留学先での授業についていけるだけの英語力はつけてから出発、です。



一方の「スタディアブロード」は日本の高校生として海外の高校に留学するパターン。

ここで心配になるのは、


    「もしかして、戻ってきたら1年ダブりになっちゃうの?」

ということ。

義務教育ではないので、高校では次の学年に上がるには、そのための単位を満たす必要があるからです。

実際には海外の高校でしっかり授業は受けているのですが、日本の高校では休学扱い。


クラスメイトは1年先輩。
1年後輩が同級生に。


    (ノД`)・゜・。 それは……かなりイヤである

大丈夫。

── の場合が多いです。


海外留学時に履修した単位(上限は36単位)を「日本の高校で履修したもの」としてカウントしてくれるのが「スタディアブロードプログラム」。


単位の数え方は国によっても違うため、在籍高校でどのように換算するのかは、各高校の規則に基づくことになります。

が、この仕組み自体を採用している高校であれば、帰国後もクラスのみんなと学年が分かれてしまうことはありません。


    (;´・ω・) 採用してなかったらどうなるのだ?

……1年ダブります。


でも、アレです、


    「世の中にはいろいろな常識があり、そのうちの1つだけが正解というわけではない」

という視点を留学生活ですでに得ている帰国子女の皆さまですので、


    「1学年下の後輩と一緒にもう1年高校生活を送れるなんて、面白いじゃないか!」

と前向きに捉えることもできるのではないでしょうか。


    ( 一一) ……

……世界には(高校という世界にも)いろいろな習慣と文化があるのです。


それを体感できるメリットと、もう一度同じ学年を繰り返すデメリット、どちらを優先するかも、留学を決める際の判断材料としてお使いください。

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高校生で留学する「メリット」は?


前述の「あえて高校の時期を選ぶ理由」と被る部分も多いのですが、


「ある程度大人・ある程度子ども」


であるために享受できる数々のメリットがこちら。


    様々な文化や慣習に触れることができるため

  • 広い視点で物事を捉えることができるようになる
  • 様々な「常識」の存在を知ることができる
  • 異なる慣習等を「世界の姿」として受け入れることができる


  • 親元を離れ海外で生活することにより

  • 自立心が育つ
  • 責任感が培われる
  • 判断力が養われる
  • ご両親への感謝の気持ちが生まれる


  • 母国語とは違う言葉の中で24時間生活することにより

  • コミュニケーション能力がイヤでも高まる
  • そのための積極性が身につく
  • 行動力も同時に得ることができる
  • 日本を客観的に見つめなおすことができる
  • 結果「日本の良い面」には素直に感動
  • 「悪い面」に関しても真剣に今後の改善点などを考えるようになる


  • △言語力がアップする(留学期間と努力度にもよる)


    「様々な文化や習慣に触れることができる」

高校生でなくても海外に行けばこうした体験をすることはできます。

が、前述の通り異文化に対する柔軟性のある捉え方や、日本人としてのアイデンティティをバランスよく兼ね揃えている高校生の時期であることは大きな強みになります。


また、


    「親元を離れて一人で生活する」

というのも大きい。


親元を離れること自体が「メリット」というわけではないのですが、そのことがもたらす変化が、様々なメリットに繋がっていきます。


留学期間中は、交換留学であれば「ホストファミリー」のお宅にホームステイすることになるかと思います。

私費留学の場合は、ボランティアのお宅にホームステイか、シェアハウス、もしくは寮です。


ひとり暮らしをするわけではないので、一人ぼっちになるということはないのですが、相手は(良い人達だとしても)他人。

ご両親が当たり前のようにしてくれていた「無償の愛」的お世話はしてくれません。


朝・晩の食事は大抵提供されるはずですが(ホームステイの場合)、お昼ご飯は自分で調達するのが一般的。

起きるのも自力。

起きられないのは「自己管理ができていないから」とステイ先のご家族の目には映ります。


日本にいれば「家」「家族」は、外部から自分を守ってくれる安全地帯。

家の中では気を抜いてくつろぐことができます。


ですが、留学先ではそうもいきません。

自分の面倒は自分で見る、が基本。

自分の判断に責任をもって行動しないわけにはいかないのですね。


だから精神的にも成長が遂げられる。

そして、今までご両親がしてくれていた色々なことに感謝の気持ちが生まれたりもするのです。


    「母国語とは違う言葉の中で24時間生活」

海外の多くの国では、わからないことや質問などはこちらから言い出さない限り「察する」ということをしてくれません。

ステイ先のご家族に限らず、学校でもそう。


「何も言わない」=「言うべき問題は何もない」と受け止められます。


質問や疑問、問題などがあった際には、積極的にこちらから働きかけないとダメ。


言葉だけでなく、習慣なども違うため「どうなってんだ? 教えてくれ!」という状況はたくさん出てくることと思います。

じゃんじゃん話しかけて、問題を解決していくしかない。


また、自己主張も必要。

異なるのは言語だけではありません。

人間性も考え方もまるで違うのです。


日本特有の「波風を立てたくないからとりあえず黙っておこう」の精神でいくと、永遠に沈黙し続けることになります。


ここまで来るとほとんどサバイバル。

異なる価値観・文化・習慣に対し、自分の持つ「コミュニケーション能力」を駆使して対処していくしかないのですね。


ですので冒頭のセリフのように、言語力自体はそれほど向上しなかったとしても、間違いなくコミュニケーション能力だけはグンっとアップすることになるのです。

これこそが留学することで得られる最大のメリット。


そして、徐々に環境にも慣れ、周りの異文化に対し日本人としての客観的な感想を持つようになってきます。


「この国に生まれたかった……」と思う方も多いようですが、そこはもうどうにもならないため、


「日本のここが良くない」


といった部分に対し、真剣に改善点を探すようになる(ならないこともある)。


また、反対に、


「日本のこういうことは世界に誇れる!」


のような面も再確認です。


このように客観的に自分の国に対して考えるというのも、実際に外から日本を見たからこそできること。

高校留学にはメリットがいっぱいなのです。

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デメリットは?


これまでに挙げてきたたくさんのメリットを、


「確実に受け取るには相当の努力が必要」


デメリットとするのは違うような気もしますが、留学期間をどのように過ごすかによってここに違いが出てきてしまいます。


渡航時の英語力も関係してきます。

特に私費留学の場合には、厳しい基準などがないため授業についていけずかなり苦労することも。


事前準備は大切です。


また、留学先にも日本人はいます。

同じく日本から留学してきた生徒さんなどですね。


居心地がいいから、といってあまりにも日本からの留学生とばかりつるんでいては、コミュニケーション能力も上がりません。

言語習得も、そこそこになってしまいます。


全く関わらないというのもどうかと思うのですが、この辺のバランスも大事。


過ごし方で変わるのは、


「留学のメリットとされているものを、自分にとってもメリットとすることができるか」


といった点です。


ここは頑張ればクリアできるかと思いますので、せっかくのメリットをデメリットにしないためにも、


    「自分のことは自分で」

    「積極的にその国の人や文化と触れ合う」

など、意識して留学生活を送ってみてください。


それ以外のデメリット(不安材料も含む)は以下の通り。



  • 留学費用が高額
  • トラブルに巻き込まれる可能性もある
  • ホームシックになることも
  • 日本の味も恋しくなる
  • ホストファミリーに出してもらう料理が残しにくい → 結果太る
  • 現地で友だちができるかどうかの不安
  • 留年の心配
  • 大学入試への不安
  • (長期留学の場合)日本語が下手になる  などなど


    「留学費用」

高いです。

あくまで目安となりますが「200万円から600万円」が相場。

特に私費留学で私立高校を選択した場合は本当に高い。


前述の「トビタテ! JAPAN」以外にも各都道府県の自治体、または民間団体などが運営する奨学金制度を利用することは可能です。

ですが、審査・選考等があるため、誰もが利用できるわけではないのがネック。

また、授業料など以外にも生活するための費用も掛かります。


費用を抑えるには、1学期間(3~4か月間)などの短期留学もおススメ。

英語力をガッツリ高める期間としては若干短いですが、異なる文化に身を置き自分自身を成長させるための留学であれば問題ないかと思います。


    「トラブル」

置き引きや盗難などの被害に逢うことも多いです。

日本の治安はかなりいいので、そのノリで油断してしまうとあっという間。

少しの間でもその場を離れるときには、貴重品や手荷物は必ず一緒に持っていってください。


また、寮やシェアハウスでの盗難被害も割とあるようです。

ここは「文化の違い」で片づけられる話ではないのですが、「欲しがられるようなもの」を持っていなければ盗まれてイヤな思いをすることもありません。

レアなものや高価なものはなるべく持ち込まないようにするのが無難です。


地域によっては非常に治安の悪いところもあります。

留学先としては極力避けるべき。

比較的治安がいい、とされる地域でもトラブルに巻き込まれないという保証はありません。


身だしなみや行動から「こいつにはスキがある」と思われ、ターゲットにされてしまうこともあります。


脅すわけではありませんが、治安については「ここは日本ではない(日本ほど安全ではない)」ということを常に意識していてください。


    「ホームシック」

なる人はなります。

ここは ── 我慢。


    「日本の味が恋しい」

海外での食べ物は「おいしいこと」に重点置かれているものが多いです。

そしてその「おいしい」が、現地の方の口に合った味であるため、日本食が恋しくなる確率はもの凄く高い。


食材を買ってきて自分で作ることもできなくはありませんが、


    ( ̄▽ ̄)  留学中の出費はできるだけ抑えたいのだ。高い野菜を買うくらいなら、安いジャンクフードを食らうのだ!

……これもよくあること。


日本から食品を持っていく場合には、国ごとに持ち込み禁止のものもあるため注意が必要です。

事前に渡航国のHPなどをチェックしてみてください。

(※ が、これが非常にわかりにくいのです。大丈夫だと思っていても「没収 → その場でごみ箱に」の場合もあることを一応覚悟しておいた方がいいかもしれません)


    「食事を残しにくい」

味が合わなくても、量が多すぎてもつい悪いと思って食べてしまう。

味はともかく、量については早めに伝えた方がいいです。


体格の違いもあります。

食事を出してくれることに感謝していること、それでも自分には量が多すぎることをしっかりと伝えれば、相手もイヤな気持ちにはなりません。


ですが、その食事自体がこってり目のことがほとんど。

留学中に太った、という方は多いです。


日本に戻れば、渡航前の食生活に戻りますので、いずれ元の体重に落ち着きます。


「留学は体重増加もセット」と、もう割り切ってしまいましょう。


特に女性には気になる部分かと思いますが……気にしても大抵太ります……


    「友だちができるかどうか不安」

これに関係してくるのもやはり「英語力」。

少し話せる程度の人と、ネイティブ並みに話せる人では話す内容にも差が出てきます。


友だちの本音部分と付き合うには、どちらにとってもストレスのないスムーズな会話ができることが最低条件。

コミュニケーション能力で何とかなる場合もありますが、限界アリです。


そのコミュニケーションすらうまく取れなければ、孤独な留学期間を過ごすことに。

これは結構キツいです。


日本からの留学生と一緒にいれば孤独感は薄まりますが、英語力アップは望めません。


渡航前には、ある程度の言語力は身につけておいた方がいいです。

ここは本当に頑張ってみてください。


    「留年の心配」

これは前述の通り。

「スタディアブロードプログラム」を採用している高校であれば、クラスメイトと一緒に進級できます。


ただし在籍高校の規則などにより細かい違いも出てきますので、渡航前には必ずご確認ください。


    「大学入試への不安」

留学の時期ですね。

9月はじまりの国の高校に1年間行く場合、2年生の夏からですと、大学受験の準備期間と被ってしまいます。

2年生になってからの留学の場合には1年間ではなく、1学期間(3~4か月間)だけにとどめておいた方が入試への影響は少ないです。


1年間の留学なら1年生の夏からがおススメ。


また、南半球の新学期は2月からです。

こちらも同様に受験への影響はそれほど出ないのは1年生の冬からの留学。


日本の大学への受験が前提の場合、帰国後の受験対策も考え、留学時期とその期間にもお気を付けください。


    「日本語が下手になる」

卒業留学など、長期にわたる留学の場合ですが、これは本当。

日本語が話せなくなるわけではなく、日本語を使う際の感覚がおかしな感じになってしまうのですね。


また、本来日本の高校で学ぶべきカリキュラムを履修していない、というデメリットもあります。

日本の高校で教わる「一般常識」的なものの代わりに、身についているのは「文化の異なる国での一般常識」です。


高校時代の留学ですので、その後日本で過ごしていくうちに元の感覚は戻ってくるとか思います。

ですが、抜けきらないと、


    「就職が不利になる」

というオマケがついてきます。


    Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン !! 留学経験は就職に有利に働くと聞いていたぞ! イメージ的にも有利そうではないか!

有利になるケースと不利になるケースがあるのです。


せっかくなので、留学経験を活かしましょう。

続いては「留学と就職」について。
見ていってみましょう。

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留学経験は就職に活かせる?


企業が欲しいのは「留学経験のある人材」ではなく、


「留学経験を仕事に活かせる人材」


英語力があることは留学経験者であれば当たり前、とみなされます。

ですので、そこはアピールポイントにはなりません。



  • 言葉も文化も異なる海外に留学することを決意した勇気
  • 海外生活の中で苦労してきた経験値
  • それを乗り越えたタフさ
  • 海外で身につけたであろうコミュニケーション能力の高さ


企業が留学経験者を評価しているのは、こうしたポイントがあるから。

そしてこれらの経験を帰国後どのように活かしてきたか、また仕事にどう活かせるのか、が重要になってきます。


仕事にはチームワークが必要。

ですので好まれるのは、


「留学中に仲間と(同じ留学生でも現地の方とでも)何かを成し遂げた」


のようなエピソードです。

一人で、ではなくみんなと力を合わせて、が大事。


ですが、すんなり成し遂げてしまっては面白くないのです。

成し遂げるまでにいくつもの失敗や試行錯誤があった方がウケる。


また、多くの企業では日本人を相手に仕事をしています。

余りにも「外国かぶれ」のような考え方や振る舞いは、かなり嫌われます。

いくらコミュニケーション能力が求められているといっても、それはあくまで日本人としての資質が損なわれていない範囲のもの。


「留学により海外に染まった人」ではなく、欲しいのは、


「日本人としての文化や習慣、常識などをしっかり持っており、プラスで留学により多角的なものの見方や高いコミュニケーション能力も身につけている人」


つまり、留学したことにより就職が不利になるのは、



  • 英語力の高さしかアピールポイントのない人
  • 海外でのものの捉え方や習慣が自分の常識になってしまっている人
  • 面接では大抵聞かれる「具体的なエピソード」に留学中の出来事をうまく盛り込めない人
  • 一人でコツコツと努力した経験をエピソードとして話す


また、外資系や総合商社などでは面接にも多くの留学経験者がやってきます。

面接官も似たような経験談ですと飽きてきてしまいます。

経験を活かし、独自性のあるエピソードを語る必要があるのです。


留学していれば就職には有利、とは一概には言えません。

が、留学経験自体は上記の理由から評価されています。


大事なのは何をどう伝えるか。

うまく伝えられれば、経験したことは就職にも役立ってくれるはずです。

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高校留学の「メリット・デメリット」をまとめる!!


長くなってしまいましたので、最後はサクッとまとめていきましょう。


♦ 【完全再現】留学あるある(解説付き)

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=lc9eDUmDwvQ?rel=0&w=560&h=315]


    高校生で留学する「メリット」


    仮に英語力がそれほどアップしなくても自分自身の成長につながる!


  • 物事を多角的に捉えられるようになる

  • 様々な「常識」の存在を知ることができる

  • 自立心・責任感・判断力・行動力が養われる

  • 異文化や異なる習慣などに触れることができる

  • ご両親への感謝の気持ちが生まれる

  • 客観的に「日本」を見つめなおすことができる

  • コミュニケーション能力が格段にアップ

  • 積極性も身につく

  • 留学期間を乗り切った自分に対して自信が持てるようになる

  • 頑張れば英語力も上がる 

  • とにかく色々な経験ができる!  などなど



  • デメリット


    メリットをメリットとするには相当の努力が必要……


  • 留学費用が高い(授業料だけでなく、生活費・医療費なども)

  • ある程度の英語力がないと授業についていけない

  • 現地での友だちができない可能性も

  • 日本からの留学生とばかりつるんでしまい、結局英語力が上がらない

  • ホームシックや日本食が恋しくなることも

  • 食文化の違いにより太る

  • 他人と住むことになるため、それなりのストレスが溜まる

  • 在籍している高校によっては留年の可能性もある

  • 留学時期・期間を選ばないと、大学受験の準備期間が少なくなる

  • シェアハウス・寮での友だちとのトラブルの可能性(ホームステイ先の場合も)

  • 治安への不安(スリや置き引き、窃盗に注意!)

  • 長期留学の場合、日本語の感覚がおかしくなることも

  • 帰国後、しばらくは日本の「日本らしさ」に違和感を覚えることも

  • 「留学経験 = 就職に有利」とは限らない  などなど


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終わりに……


高校生で留学、というのは冷静に考えるともの凄く勇気のいることです。

日本で一人暮らしをするのとは、わけが違う。


……今、ふと思ってしまいました。


英語力をつけるために留学をする人も多いですが、コミュニケーション能力を高めるため、を理由としている人もたくさんいます。


文化や習慣だけでなく、人間性も全然違います。

というより、日本人がちょっと特殊なくらい奥ゆかしいのかも……


そうした日本人気質もいいのですが、加速度的に国際化が進んでいることを考えますと、留学に限らず世界を見る、というのは非常に大事なことなのですね。



── 今回も長くなってしまいました。


留学をお考えの皆さま、留学したいお子さまをお持ちの保護者の方々の「留学ってどんなもの?」が、少しでもスッキリしていたらうれしいです。


最後までおつき合いいただき、ありがとうございました。

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ここまで読んでくださりありがとうございました。
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(^^)

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