缶コーヒーを
1日に何本も飲んでいませんか…??
…私は飲んでいました(>_<)
でも、もう控えます・・・
私自身、気になっていたので
徹底的に調べましたし、
メーカーにも問い合わせました。
そこで今回は、
「缶コーヒーの砂糖含有量と、見るポイント」
について詳しくまとめました。
-
★目次
- 1日の糖分摂取推奨量とは?
- 缶コーヒーの砂糖の含有量は?微糖編!
(WONDA 金の微糖を例に) - BOSS レインボーマウンテンブレンドだと?
- まとめ
普通タイプの缶コーヒーには、
1缶に10g以上の砂糖が入っています。
まずは、1日の糖分摂取推奨量を、
知ることから始めましょう♪
1日の糖分摂取推奨量とは?
現在、世界保健機構(WHO)が定めている、糖分摂取推奨量は
「1日分の摂取カロリー全体の10%以下」です。
が、2014年1月1日に、これを
半分の5%以下に
することを検討中と発表しました。
で、
普段「糖分」とは、
あまり使用しない曖昧な表現なのですが、
WHO の定義で、ここでは「糖分」を、
「シロップやはちみつ、果物ジュースの天然の糖類、
加えて、製造元や消費者が食品に添加する糖類」
としています。
う~ん・・・
たいてい糖分は、糖質を指すことが多いのですが、
この文では、「糖類」の事を言っているのかな??
とも、受け取れます。
例えば、
1日に2000カロリー摂取した場合、
上記の10%以下(ここでは10%)は、
「200カロリー」になります。
■糖質の種類によりますが、
糖質1gは、約4カロリーに値します。
なので、200カロリーは
糖質で約「50g」となります。
●糖質と糖類の
2つがあるので注意して下さい!
図を参考にして下さいね♪
※クリックで拡大します。
『糖質=炭水化物―食物繊維』になります。
次に、糖質の中に「糖類」が属します。
砂糖やブドウ糖は、この糖類に分類されています。
※コカ・コーラ350mg缶の場合では、
「糖質≒砂糖」が約39.5g含まれています…(TT)
ということは・・・
コカ・コーラ350mgを飲んだら、
もう、後はない、、、感じですね…(゜o゜;
で、話は戻るのですが、
5%以下にすることで、
もちろん狙いはあります。
糖分摂取量の低下で、糖尿病や肥満、
心臓疾患、虫歯の予防等に期待が持てるのです^^
それでは、缶コーヒーの話に移ります♪
缶コーヒーの砂糖の含有量は?微糖編!
ここは、少し面倒くさいので
初めは飛ばしても大丈夫ですよ^^
糖には、
- ブドウ糖…穀物・果物に含まれる単糖類
- 果糖…はちみつ・果物に含まれる単糖類
- ショ糖…ほぼ砂糖です。
ブドウ糖と果糖が結合した二糖類
- 砂糖…調味料の名称で、台所にある
- ショ糖…成分の名称で、実験室にある
また、清涼飲料水や缶コーヒーには、
「デンプン・食物繊維」などは、ほぼ含まれません。
例として、私が普段飲んでいる、
缶コーヒーの「WONDA 金の微糖」を
徹底分析しました。
※100g当りでの計算になります。
今回の「金の微糖」ですと、
缶コーヒーの砂糖含有量を判断するには、
- エネルギー…18kcal
- たんぱく質…0.4~0.8g
- 脂質…0.3~0.6g
- 炭水化物…3.0g
- ナトリウム…42mg
- 糖類…2.3g
表示がない場合には、「炭水化物」を見ましょう!
メーカーによって、成分の表示がない場合や、
糖類の表示がないので、炭水化物から
砂糖の含有量を計算していきますヽ(=´▽`=)ノ
上の画像に表示されている、
- 炭水化物=3.0g
- 糖類=2.3g
※この章の最後の方に、
図でまとめてありますので
参考にして下さいね♪
先ほど「糖質=炭水化物―食物繊維」と、
申しましたが…
食物繊維は、ほぼないので、
缶コーヒーに記載されている、
「炭水化物=糖質」と言えます。
1. 炭水化物=3.0gは、
⇒糖質3.0gと考えて良いです。
(※本来でしたら、
缶コーヒーは、糖質=ほぼ糖類=ほぼ砂糖)
と、
言えるのですが、微糖などの場合は「合成甘味料」
などが含まれているので、純粋に「糖質=ほぼ砂糖」
とならないのです。
そして、その答えは次の「2」にあります。
続いて、
2. 糖類=2.3gは、
ズバリ言いますと、そのまま2.3gがほぼ砂糖です。
これは、100g当りの計算なので、
1缶185gの場合は、2.3g×「1.85」倍すればOK!!
★ここで、1つ疑問が出てきます!
ではなぜ?
炭水化物と糖類の2つが記載されているのかです・・・
砂糖の量は、おおよそ、1.糖質と2.糖類を
足せば求められるのかな?
と、思う方もいると思います。
でもこれは、間違いです。
足してはいけません・・・
糖類の表示がある缶コーヒーは
「糖類=ほぼ砂糖」
なので、この数値だけみれば良いです。
表示されている、炭水化物3.0gの中に、
糖類2.3gは含まれています。
本来でしたら、炭水化物の表示のみでも、
砂糖の含有量はおおよそ検討がつきます。
普通タイプの缶コーヒーは、
ほぼ「炭水化物=ほぼ糖質=ほぼ糖類=ほぼ砂糖」なので・・・
でも、微糖などの場合は、
計算がズレてくる可能性があります。
実際に、金の微糖では、
- 炭水化物…3.0g
- 糖類…2.3g
微糖では、砂糖の含有量を炭水化物の量と、
勘違いされないように「糖類2.3g」を…
あえて強調して
表示しているようにも感じます。。。
結論、「金の微糖1缶」には、
砂糖が約4.255g含まれます。
同じ微糖でも、他のメーカーより、
若干少ない感じがしますね。
私の飲むコーヒーの中では。。。
あと、「1」の糖質の部分ですが、
「糖質―糖類=その他」となります。
すると、
「炭水化物3.0g(≒糖質)―糖類2.3g」は、
0.7gとなります。
※この点が、普通のノーマルタイプの
缶コーヒーと微糖との違いです
この0.7gは、
- 食品添加物…合成甘味料のスクラロースなど
- 食品…オリゴ糖、水飴など
- 糖類…単糖類のブドウ糖など
※クリックで拡大します♪
微糖には砂糖を使わずに
コーヒーに甘みを出す成分
「合成甘味料」がたいてい入っています。
これにより、砂糖を減らしても
甘みを出しているんですね^^
BOSS レインボーマウンテンブレンドだと?
続きましては、「BOSS レインボーマウンテンブレンド」を
解析したいと思います^^
まずは、基本情報ですが、
あれ?
缶に記載されていませんね~・・・(TT)
なので、サイトで調べました。
ついでに、電話でお問い合わせしました^^
成分(※100gあたり)
- エネルギー…34kcal
- たんぱく質…0.7g
- 脂質…0.5g
- 炭水化物…6.6g
- ナトリウム…51mg
- カフェイン…約70mg
- カリウム…約110mg
- リン…約20mg
「BOSS レインボーマウンテンブレンド」は、
微糖と書いてありませんので、
一般的な普通の缶コーヒーですね。
「糖類」の表示はなしです。
なので、炭水化物から、
砂糖の含有量を計算します^^
こちらの缶コーヒーは、お聞きしたところ、
- 糖質
- 糖類
公表していないとのことです・・・
で、
炭水化物ですが、
食物繊維はほとんどないとのことですので、
やはり「炭水化物=ほぼ糖質」となります。
あと、
レインボーには甘味料は含まれていません。
缶の「原材料名」にもありませんしね^^
その代わり、
コーヒーに甘みを出す成分として、
- 脱脂粉乳
- 牛乳
- 砂糖
微糖と違い、合成甘味料等を含んでいないので、
純粋に、ノーマルタイプのコーヒーは…
「炭水化物=ほぼ糖質=ほぼ糖類=ほぼ砂糖」
という事になりますね(^^ゞ
結論、炭水化物から微量を除いた量が
「砂糖」と考えて良いと思います。
※微量=脱脂粉乳や牛乳等
で、1缶あたりで計算すると、
「BOSS レインボーマウンテンブレンド」には、
約12.21gの砂糖が入っている計算です。
※メーカー毎の違いはありますが、
普通タイプのコーヒーは、1缶に10g以上の
砂糖が入っていると考えていいと思います。
あと、
微糖などの缶コーヒーは、人工甘味料の記載を、
たいてい、原材料名に()で表示しています。
世界保健機構(WHO)の糖分摂取推奨量を考えると、
個人的に、レインボー3缶以上はマズイような・・・
気がしますが、皆様はいかがでしょうか?
★炭水化物を算出する計算式です。
以下、1gあたりのエネルギーは、
- たんぱく質=4kcal
- 脂質=9kcal
- 糖質=4kcal(アルコールを除く)
- エネルギー…34kcal
- たんぱく質…0.7g⇒2.8kcal
- 脂質…0.5g⇒4.5kcal
エネルギー34kcal―たんぱく質2.8kcal―脂質4.5kcal
=26.7kcal
よって、
缶コーヒーの場合は、
「炭水化物=ほぼ糖質=ほぼ糖類=ほぼ砂糖」なので、
⇒糖質1g=4kcalより、
26.7kcal=糖質6.675g≒ほぼ砂糖6.675gになります^^
よって、メーカーの炭水化物の値、
6.6gとほとんど同じという結果になりました^^
炭水化物が分からなくても、計算できますよ!
まとめ
いかがでしたか?缶コーヒーでも、普通タイプは、
かなりの砂糖が入っていますね・・・
世界保健機構(WHO)の糖分摂取推奨量も
参考にして、
今後のことも考えたほうがいいかもですね^^
以上になります。
飲み過ぎには注意ですよー!