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寝る前にレンドルミンとデパス、
2つ服用しているのですが…。



で、病院で症状を訴えると、
薬が増えたりしますが、
理由を話してくれないことが多いです。

なので、私…喋っちゃいます。。。

ね!!


医師免許を持たない・・・が、
精神科医よりも…

薬の服用経験値では圧倒的に上回る、
自称:Mr.体験談
こと、管理人が今回診察いたします^^

PS:管理人はスーパー不眠症!
(サイヤ人じゃないよ^^;)


レンドルミンデパスですね!

はい!!

服用経験データベースに、
情報がきっちりかっちりと、
収められていますよ。


そこで今回、

レンドルミンとデパスを一緒に服用すること

これについて、
体験談と医師から聴いた会話の中からお話しますね。


では、謎を解いていきましょう♪

レンドルミンとデパス!強さの比較では?

実際、どっちが効き目が強いの…??
と、気になる方も多いと思います。


そこで、
レンドルミンとデパスの、
強さを6項目」で、
比較していきます!

※私自身の体験談と、
 独自に集めたデータから、
 順位付けをしております。


 個人差、耐性があるorない、
 などの理由で結果が変わることも
 ありますので参考までとしてください。
 よろしくお願いします。



条件は、一般的に処方されている、
以下の「3つのタイプの錠剤」を比較します。

  • レンドルミン…0.25mg錠
  • デパス…0.5mg錠
  • デパス…1mg錠

[6項目]

効果発現時間
レンドルミン0.25mg>デパスは2つとも同等


睡眠導入
デパス1mg>レンドルミン0.25mg>デパス0.5mg

※即効性では、レンドルミン。


最高血中濃度までの時間
レンドルミン0.25mg>デパスは2つとも同等


持続時間
血中半減期より、
レンドルミン0.25mg>デパスは2つとも同等

※ほとんど同じくらい。
 レンドルミンが若干上。



筋弛緩作用
デパス1mg>デパス0.5mg>レンドルミン0.25mg


抗不安作用
デパス1mg>デパス0.5mg=レンドルミン0.25mg





[私の感想]

レンドルミンもデパスも、
睡眠薬としての効果は…
弱いとされていますが、

それと同じことを、
やはり多くの人が仰っています。


もし、この2つの薬の併用でも、
眠りに入れないor中途覚醒してしまうなら、
明らかに、処方される薬が違うと考えられます。


ちなみに、中間型の睡眠薬「ロヒプノール」は、
同じ分類でも作用がかなり強いです。

寝付きの悪さ、寝ても途中で目が覚めてしまう、
患者さんに処方されやすいです。

睡眠薬の強さとしては、

ロヒプノール1mgレンドルミン0.25mg」+「デパス1mg

だと考えられ、私もこのように感じています。

レンドルミンのジェネリック「ブロチゾラム」
レンドルミンのジェネリック「ブロチゾラム」

2つの薬の効果!

レンドルミンの効果
ベンゾジアゼピン系の薬物です。
これは「デパス」も同じです。

簡単にいえば、親戚(?)みたいな、
関係ですかね・・・実は^^;


少し前までは「非ベンゾジアゼピン系」と呼ばれる
睡眠薬がありませんでした。


で、患者さんが、
心療内科や精神科に行くと…

医師は、あたかもマニュアルがあるかのように、
睡眠薬の「レンドルミン0.25mg」を…

初めはコレ!的な感覚で、
処方していると経験上感じていました。


実際、新しい病院に行くと、
はい!レンドルミン^^;
と、いう感じで処方されていましたよ。。。


気になる、レンドルミンの効果ですが、
基本的に副作用は少ないです。

不眠症で、最も多い寝つけない症状や、
神経症のある不眠に処方されます。


私の感想では、効き目は・・・
「弱い」の一言です…( ゚ρ゚ )アゥー


レンドルミンは服用後、
通常15~25分で、
睡眠効果が出現してきますが…

1ヶ月、連日服用していると、
「あんまり、眠くならんぞぉ…(;_;)」
ということも経験しています。

血中濃度半減期は「約7時間」程です。

血中濃度半減期が、
24時間の薬でも、効果が24時間期待
できるワケではありません。

それは「最低血中濃度」が関係しています。

この数値が低ければ、
血中濃度が「有効域」以下となります。

すると、血中濃度半減期の期間が長くても、
薬が有効域以下の状態では、
薬の効果を体感できません。
まぁ~、レンドルミンは、
翌朝に薬の効果が、
残りづらいので悪く無いですね^^

現在でも処方されやすく、
安全性が高いとされています。

そして、ジェネリックでないと、
薬価が高くて効果が弱い薬だと思いますね。

デパスの効果
デパスは「日本が生んだ万能薬
なんて言われていたのですよ。

私も確かに、
デパスの効果は認めます!

多くの症状を、
カバーしてくれますので。


それを証明するかのように、
内科整形外科でも、
広く処方されているんですよ。

「抗不安薬」の一つであるデパス。

その効果はですが、

  • 抗不安作用
これに加えて、
以下の効果も見込めると思います。

  • 鎮静
  • 催眠作用
  • 筋弛緩作用
これらの効果が、合わさって、
睡眠障害」にも、
有効となっているんでしょう。

デパスは服用後、
約3時間で最高血中濃度になります。

この即効性という点では、
「レンドルミン」に軍配が上がりますね。


血中濃度半減期は、
約6.3時間」とされています。

※血中濃度半減期の説明は、
 上の「レンドルミン」の説明を、
 参考にして下さい
デパスのジェネリック「モーズン1mg」
デパスのジェネリック「モーズン1mg」

薬を併用する理由とは?

不眠症で、寝付けない場合や、
中途覚醒して途中で起きてしまう人など・・・

症状は様々ですよね。


そんな時、処方される睡眠薬は、
種類が少ないほうが良いのですが…

一種類の薬では、
効果が期待できない場合も多いです。

そんな時には睡眠を即す薬を、
併用するのが現在の主流になっています。


前の章で、
「レンドルミン」「デパス」の、
効果や強さについて説明いたしました。

多くの医師は、
なるべく副作用が少ない薬を処方します。


今回の2種類の薬は、
まさに、その副作用の少なさからも、
医師が選びやすいんです!!


患者さんの主な症状が「寝つけない」…

これであれば、
まずは1種類の睡眠薬等が処方されます。

その後、
薬を服用しても「寝つけない」場合には↓

  1. 他の薬に切り替える
  2. 他の睡眠薬等を追加する
このどちらかになります。


実は
医師が処方しやすい睡眠薬が、
レンドルミン」なんです。

しかも「短時間型」です。

なので、
寝つけない症状にぴったりなんです。。。


また
医師が、様子をみようか?とか、
ふさわしい薬がない時に、
処方されがちなのが「デパス」になります。


レンドルミン同様「短期型」です。

強さや副作用のことも考えると、
やはり、医師は処方しやすいんです。


他の理由として、
不眠を訴える患者さんで、最も多い症状は、
寝つけない事」ですから…

短期型」の睡眠薬等が、
多く処方されるのは、自然なんです。


そして、代表的な薬が、
レンドルミンとデパスなんです!


2回目の通院以降で、
医師は患者さんの症状をうかがい…

1種類の薬では効果が弱いと判断されると
薬の併用を考えます。


患者さんが、寝つけない症状なら、
短時間型」を基準に、

  1. レンドルミンに加えて、デパス追加
  2. デパスに加えて、レンドルミン追加
このように、
上記の「■」のような流れもあり、
処方されやすいと考えていいと思います。


また上記の、
「1&2」どちらのケースも
考えられますが・・・

私の経験では、
レンドルミンに「デパス」追加
ケースが多いと思います。

最近は、マイスリールネスタ等の、
非ベンゾジアゼピン系睡眠薬」の…

処方が多いので、初診で処方される薬は、
医師次第であると言えそうですね。


お年寄りの方には、
初めにデパス0.5mgで様子を見ましょうか?
…このようなケースが多いと感じています。

その後、
寝つきの悪さ」が改善しなければ、
レンドルミン0.125mgという、
0.25mg錠剤の半分を処方する医師もいますよ^^


[結論]
レンドルミンとデパスの併用は、
キツイ(強い)処方ではないと思います。

レンドルミン0.25mg&デパス1mgくらいでしたら、
普通に処方されますし、
私も服用しましたが、全く副作用は感じませんでした。


また、
レンドルミンは、1日0.25mg
の処方が普通です。
(0.5mgまでは処方できるがほとんどない)

デパスに関しては、
1回1mgまでの処方が普通です。

あっても、2mgまでしか知らない。
(一応、寝る前は3mgまで処方できる)


また、併用の理由として、
睡眠薬等の処方には、1日の最大処方量
決まっているため…

医師は睡眠薬を併用して、
対応している事も理由の1つです。


それ以外にも、一般的な睡眠薬などには
「耐性」があります。

※耐性とは同じ薬を飲んでいると
 効き目が悪くなってくること



2種類ほどの睡眠薬等を「少量づつ処方」して、
耐性に気をつけている賢い医師もいますね^^





まとめ

いかがだったでしょうか。

私も強い不眠症なので、
眠れない人や、途中で目が覚めてしまう人の、
気持はよくわかるつもりです。


しかし、個人差・・・
これもまた大きいのです。

なので、私にはこの薬がすごく効いた!

でも、
あなたには、効くどころか、
副作用が出てしまう事も考えられます。


まずは、良い医師をみつけて、
睡眠薬を併用する際には、
理由を聞いてみてくださいね。

ありがとうございました。


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