普段、日常生活で使う機会の多い、
マーガリンとバター。
例えば、あなた!
トーストは、マーガリン派ですか?バター派ですか?
![べに花マーガリン](https://i2.wp.com/torend7.net/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
「トランス脂肪酸」という言葉。
最近では、知っているという方も増えています。
噂されている、マーガリンとプラスチックの
関係ですが、一般的にマーガリンと
プラスチックは分子構造が異なり、全くの別物です。
そこで今回は、マーガリンとバターでは、
どちらがトランス脂肪酸が多い?成分は?
また、トランス脂肪酸の
摂取が増えると、健康に影響があるのか?
これらを徹底リサーチしてきました。
ぜひ、参考にしてくださいね。
それでは、発進します♪
トランス脂肪酸の含有量・マーガリンとバター
すでに、マーガリンはトランス脂肪酸が多いことを知っていて、
バターを使用したほうがいい?
あるいは使用しているという人もいると思います。
これは正しいのでしょうか?
各社メーカーで異なりますが、
100g中のトランス脂肪酸の含有量は、
平均でマーガリン7g、バター2gほどになります。
単純計算で、実に3.5倍マーガリンの方が、
トランス脂肪酸を多く含んでいるという事になります。
よって、トランス脂肪酸の摂取を避けるという
点では、正解ということになります!
しかし、欧米等の諸外国では日本人の
約4倍摂取するのに対し、日本人が摂取する
量は少なく、健康被害の
影響は少ないと考えられています。
けれど、少ないだけで
健康被害の可能性は捨てきれません。
しかし、さらにその続きがあるのです・・・
![バター3](https://i2.wp.com/torend7.net/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
少ないマーガリンがある?
マーガリンでもトランス脂肪酸の含有量が少ない製品があります。
・小岩井マーガリン・・・100g中、1.47g
これらの製品、トランス脂肪酸の含有量は、・大地を守る会のマーガリン・・・100g中、1.18g
100g中2gのバターよりも少ないですね。
管理人の意見ですが、トランス脂肪酸の含有量を
意識して作られた製品だとも考えられますね。
しかし、あくまでも問題とされているのは、
「マーガリンのトランス脂肪酸」なのです。
バターのトランス脂肪酸は
大きな問題になっていないのです。
![](https://torend7.net/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
なぜなのか?、
それは…次の章を見てください!
人工と天然の違い!
- マーガリンは、人工トランス脂肪酸
- バターは、天然トランス脂肪酸
これだけだと、ピンとこないと思います。
問題は、人工トランス脂肪酸の製法にあるのです。
すなわち、マーガリンです。
トランス脂肪酸の少ないマーガリンも含みます。
下記を見てください。
・人工トランス脂肪酸
通常は液体の植物油を 固める(半固形)ため、
人工的に水素を使い、 加工するときに発生する油です。
植物性脂肪のマーガリンが、なぜ?
固まっているのかは、これらの
加工をしているからなのです。
・天然トランス脂肪酸
牛や羊などの、 はんすう動物の
胃の中で微生物によって作られます。
自然の中でできる、天然の物です!
![041941](https://i2.wp.com/torend7.net/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
トランス脂肪酸の健康被害
トランス脂肪酸の摂取量は、総エネルギー摂取量の1%未満にするようにと言われています。
それを考えると、日本人が1日で消費する
エネルギーの平均値は約1,900 kcalですから、
一般的な活動をする人は1人あたり、
1日約2グラム未満が推薦されています。
私たち日本人が、1日あたりに摂取している、
平均値は0.92~0.96gと
言われており、安全圏内に入っています。
しかし、現在多くの油に大量に含まれる
トランス脂肪酸は、体の機能を何一つ助けません。
つまり、害は少ないと言っても、
なくて良いモノ、役に立たないモノなのです。
具体的には、天然ものでない
人工トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを
増加させ、善玉コレステロールを減少させます。
また、長期間、
大量に摂取していると、様々な病気の
引き金になる危険性が出てくるのです。
・動脈硬化
・心臓病
・免疫機能を弱らせる
・アレルギー
・認知機能が早く低下する
・ガンに関わりがある活性酸素をつくり出す
上記のような病気の危険性があると考えられています。
他にも、脳や糖尿病などにも影響を
与えているのではないか?
とさえ、言われています。
◆バターの注意点
バターは乳脂肪ですので、美味しいから
といって食べすぎると脂肪の摂りすぎになります。
食べすぎの生活が続くと、肥満になります。
また、様々な症状を引き起こす
生活習慣病になる可能性が高くなります。
トランス脂肪酸の影響は安心ですが、
天然のバターでも食べすぎれば害になります。
摂取のしすぎは、ほとんどの
食品に当てはまることですね。
![バター2](https://i2.wp.com/torend7.net/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif?ssl=1)
まとめ
今回の記事いかがでしたか。カロリー面でha、一般的なマーガリンとバターは同じくらい!
実は、知らない人も多いと思います。
いちいち、買うときにあまりカロリーを見ないですからね。
管理人は、現時点ではなるべく
バターを使うようにしています。
米国では2006年1月から、栄養表示を記載する
ラベルに、トランス脂肪酸の表示をすることになりました。
また、韓国でも2007年12月から
改正表示制度が施行されたことで、
表示の対象となりました。
しかし、現在日本では、トランス型脂肪酸の
表示については義務化されていません。
健康面で、バターよりマーガリンの方が
ずっと優れていると思っている人も少なくないでしょう。
日本でも一日も早く、トランス脂肪酸の
表示義務を行って欲しいものです。