秋の時期は銀杏(ぎんなん)が、
気になりませんか…??
…私は気になりましたよ^^
なんだか、銀杏って、
特別、すごい栄養素が入っている(?)
みたいな印象があったんですよね!
今住んでいる場所は、田舎なので、
外出すると、道端や学校近くで、
イチョウの木を、みかけるんです^^
シーズンになると、
私は銀杏を、酒のつまみとして
食べることもあります。
でも以前から・・・
気になっていたことが!!
その疑問を解決するために…
今回、
「銀杏にはどれくらい栄養&カロリーがあるのか?」
丁寧に調べてまとめました。
イチョウの木から生まれる、
銀杏
で、
秋になると、木は眩しいくらいの黄金色で、
とても綺麗ですよね?
それと、イチョウの木は、
純国産ではないんですよ。
中国から渡って来たんです。
では、さっそく、
銀杏の秘密を解いていきましょう♪
銀杏の栄養とカロリーは?
銀杏1粒は、約3g強が一般的!で、
食べられる部分は「約2~3g」になります。
[栄養]
■「銀杏:3~4粒(約10g)」の栄養素。
※()内は、通常の食事1回分の摂取目安
- エネルギー…19kcal/(536~751kcal)
- タンパク質…0.47g /(15~34g)
- 脂質…0.17g /(13~20g)
- 炭水化物…3.85g (※15.4kcal)/(75~105g)
- ビタミンB1…0.03mg/(0.32mg)
- ビタミンC…2.3mg/(33㎎)
- ビタミンE…0.28g/(2.2㎎)
- 銅…0.03mg/(0.24mg)
- カリウム…70mg/(833㎎)
- パントテン酸…0.14mg/(1.5mg)
「ミネラル系」が少ないですね(´~`)モグモグ
でも、少量ですが、上記以外にも
複数の成分が含まれています^^!
※上記(以下の比較も)の数値は、
18歳~20代の一般的な女性、
体重50kg前後・一日に約1800カロリー摂取
する人を想定しての計算です
では次に、
「アーモンド」と比較してみます。
■「アーモンド:10粒(約10g)」の場合は↓
※()内は、通常の食事1回分の摂取目安
- エネルギー…60kcal/(536~751kca)
- タンパク質…1.86g /(15~34g)
- 脂質…5.42g /(13~20g)
- 炭水化物…1.97g (※7.88kcal)/(75~105g)
- ビタミンB1…0.02mg/(0.32mg)
- ビタミンC…なし/(33㎎)
- ビタミンE…3.1mg/(2.2㎎)
- 銅…0.14mg/(0.24mg)
- カリウム…77mg/(833㎎)
- パントテン酸…0.07mg/(1.5mg)
ビタミンCは、
含まれていないようです・・・
他にも、アーモンドに目立つ成分として、
「ミネラル系」が、銀杏よりも豊富ですね。
- マンガン
- 亜鉛
- 鉄
- リン
- マグネシウム
- カルシウム
などです。
栄養素的には、意外にも、
「アーモンドの方が上」
と、いう結果でした。
ちょっと、意外に思いませんでしたか?
で、
銀杏(ぎんなん)の話に戻りますね^^
次は、銀杏に含まれる成分の、
役割をみて行きましょう♪
銀杏の栄養成分の効果効能とは?
銀杏に含まれる主な成分の、効果効能について、ご説明します。
と、その前に、銀杏のカロリーだけを
先にみて行きましょう♪
1. ●カロリー
これは、アーモンドの1/3程度です。
低カロリーと考えていいですね^^
10粒食べても、
約60カロリーですから。
[例えば]
ご飯(一般的なサイズ)1膳140gは、
約235カロリーあります。
60gのポテトチップスには、
大抵、300カロリー以上ですね…(-д-`*)ウゥ-
「微糖の缶コーヒー(185g程度)」は、
1缶に30カロリー前後あります。
[結論]
銀杏は、低カロリーなので、
心配しなくて大丈夫でしょう!
しかし銀杏には、
中毒という問題があるんです!Σ(゚Д゚;エーッ!
だから、大人でも10粒程度までを目安に
食べる事が望ましいです。
とくに子供は、食べ過ぎ注意!!
2. たんぱく質
三大栄養素の1つです。
生きていくために、
必要不可欠な栄養素になります。
たんぱく質は、銀杏よりも、
アーモンドの方が、約4倍多い!
結果として、銀杏の総カロリーが
少なくなります。
3. 脂質
三大栄養素で、
最も多いエネルギーになります。
人の体内では、
生産できない、必須脂肪酸を含みます。
- 細胞膜
- ホルモン
- 血
4. 炭水化物
「糖質+食物繊維」になります。
炭水化物の主成分である、「糖質」は、
体内で効率的に吸収されます。
人のエネルギー源となり、
運動をする・脳を使う作業、
の栄養素として働きます。
主に、私達が口にする主食には、
炭水化物が多く含まれています。
また、糖質は疲労回復に効果が高いので、
疲れている時には、
とても大切な栄養素となります。
しかし、
炭水化物は、カロリーが高いので、
ダイエットをする場合、
減らす必要があるんですね。
う~ん・・・
銀杏は、低カロリーですので、
エネルギー源としては、
あまり優秀ではないですね。
あ、、、製品の表示に、
食物繊維の記載があれば、
「炭水化物=ほぼ糖質」と考えて大丈夫!
5. ビタミンB1
- 疲労回復作用
- 脳の栄養源である、糖質の代謝に使われる
- 精神状態を安定させる
6. ビタミンC
- 抗酸化作用!
「ビタミンE」を参考に! - 免疫力を高める
- しみ・そばかすの予防
- コラーゲンを生み出して、
皮膚などの健康を助ける
- 抗酸化作用!!
体の細胞が、活性酸素によって、
酸化されるのを予防する - 血流を良くする!!
冷え性・肩こりなどの血行不良を
改善する効果
- 鉄の吸収を助ける!!
全身に送られる、酸素の運搬機能を向上させ、
貧血を予防する - 銅イオン作用!!
銅には銅イオン作用があります
水道水に加えるだけで、
強い殺菌作用をもつ優れもの。
9. カリウム
- 体内の塩分を排出する
- 高血圧の予防・対策になる
- 筋肉を正常に働かせる作用
- むくみに効果がある
ビタミンB 群に属します。
体内の、エネルギーを
上手く使う手伝いをします。
- ストレスの緩和
- 髪や肌を正常にする作用
- 動脈硬化に対して、プラスに作用
まとめ
今回の記事、いかがだったでしょうか?
銀杏は、臭くて(笑)、
殻もありますし、
けっこう面倒くさいですよね?
でも、
何故か?食べ始めると、
パクパク食べちゃいませんか?
栄養では、
アーモンドに軍配が上がりますが、
紹介していない成分も、
含みますので、食べて損はないはず!!
食べ過ぎはダメ!!!
それと、
カロリーが少ない点は優秀ですね。
季節を実感しながら、
秋は、美味しくいただきましょう♪